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iOS版のScrivenerが出たので買ってみた

 こんにちは!
 おにーさん最近別の用事で忙しかったんだけど、前々からScrivenerの公式サイトで予告されていたiOS版がリリースされたから、ちょろっと戻ってきたよ!

iOS版Scrivenerのウェルカムスクリーン

 さっそく購入したので、軽くレポートしてみるね。

Scrivener

Scrivener

  • Literature & Latte
  • 仕事効率化
  • ¥2,400

同期

 iOS版ScrivenerはDropbox経由の共有に対応している。
 といっても、Dropboxフォルダ内のファイルを直接読み書きするのではなく、プロジェクトをScrivener内にコピーして、Dropboxフォルダとの差異を適宜チェックする方式。
 ストレージ容量がそれだけ必要になるから、容量の少ないモデルを使っている人は注意だよ。

Dropboxとの同期に対応

 同期先のデフォルトパスはApps/Scrivener.
 Dropboxには、ほかのアプリが連携するときに作成した「アプリ」という日本語名のフォルダがあったんだけど、Scrivenerは Apps と同じフォルダとは認識してくれなかった。
 同期先フォルダは後から変更できる。

Dropboxと同期中

 同期先を選択すると、ファイルのコピーが始まる。
 プロジェクト内のファイルをすべてコピーするので、ファイルがたくさんある場合は時間がかかる。
 自動ロックがかからないようにしておいたほうがいいかも。

手元のプロジェクトを全部ぶちこんだときのScrivenerの書類サイズ

 二回目以降は、変更のあったファイルだけが同期される。
 ところが、変更の有無を確かめるためにファイルの一覧をダウンロードするので、二回目以降の同期にもやっぱり微妙に時間がかかる。


変更済みのプロジェクトにはマークがつく

 変更のチェックは自動で行われる。
 プロジェクト一覧画面で青のアイコンが付いているのが、iOS側で更新があったプロジェクト。
 オレンジのアイコンが付いているのが、Dropbox側で更新が検知されたプロジェクト。
 同期の実行はユーザーの手にゆだねられている。

Dropbox側で変更されたプロジェクトを開こうとすると警告が出る

 オレンジのアイコンが付いたプロジェクトを開こうとすると、同期しないままプロジェクトを開くとコンフリクトが起きるかもしれないという警告が出る。

モバイル版でプロジェクトを更新するとmacOS版上に確認ダイアログが出

 macOS版Scrivenerで開いているプロジェクトであっても、iOS版で開くことができる。
 iOS版で編集してから内容を同期すると、macOS版上にこういう通知が表示される。

プロジェクト一覧から文書の編集まで

プロジェクト一覧

 まずプロジェクト一覧が表示される。
 ここからはiOSアプリでおなじみの、リンクを順繰りにたどっていく流れ。

Binder

 プロジェクトを選択するとBinderが表示される。
 Binder内の文書を選択するとその文書が開く。
 フォルダを選択するとその下の文書が一覧で表示される。

フォルダのスワイプで展開・折りたたみ

 フォルダの上でスワイプすると、フォルダを展開/畳むことができる。
 戻るときは画面左上のを使う。
 進むときも戻るときも一段ずつ。

iPhone Plusで横持ち表示した場面

 iPhone Plusで横持ちにすると、こういうビューになる。
 画面下のメニューは左から、プロジェクトの設定・コンパイル・インポート・フォルダ作成・文書作成・最近開いたファイル一覧・ブックマークに追加(または削除)・インスペクター・表示中の文書を共有・文書作成。

編集画面をフルスクリーン表示にすることもできる

 編集画面をフルスクリーンにすることも可能。

ピンチでズームサイズを変更できる

 画面のピンチで表示倍率を変更できる。

日本語入力も可能

 画面上をタップすると文字を入力できる。
 キーボードの上に表示されているのは、編集補助用の特殊ボタン。
 欧文入力でよく使う記号の入力、カーソル移動、文字装飾なんかを実行できる。
 日本語入力も可能。

サードパーティーのキーボードも使用できる

 ATOK for iOSも使えた。

文字選択時のポップアップ

 文字を選択すると、その部分をコメント・脚注化できる。


 英語圏のレビュー(Wired/9to5Mac)にはコルクボードのスクリーンショットが掲載されているんだけど、ぼくのiPhone6 Plusでは表示させる方法がわからなかった。
 9to5Macのレビューには、複数の文書をまとめて表示する疑似Scriveningsビューがあるって書いてあるんだけど、こっちもやりかたがわからない。

 もしかしたらiPad以上の解像度が必要なのかも?

おすすめできる?

 ちょろっと触った範囲では、ソフトウェア的には安定していて動作も速いように感じました。
 iPad上ではmacOS版に近い機能が使えるみたいなので、iPad使いならアリだと思う。

 iPhone上では、もしかしたら機能のサブセットしか利用できないのかもしれず、もしそうなら、出先で内容を確認したりちょろっと更新したりといった、コンパニオンアプリ的な使い方が想定されているのかもしれない。フル機能を期待していた人は用心の上で購入してね。

Scrivener

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  • 仕事効率化
  • ¥2,400

Dropboxの同期先フォルダを変更する方法

Editをタップ

 1. プロジェクト一覧画面で、画面左上のEditをタップ。

右下に現れる設定アイコンをタップ

 2. 右下に現れる設定アイコンをタップ。

「Dropboxの設定」を選択

 3. 下からダイアログがポップアップするので、Dropbox Settingsを選択。

DropboxのフォルダとしてOtherを選択

 4. Dropboxの設定からOtherを選択し、同期したいフォルダを選択する。

スクリーンショット

 使い勝手やカスタマイズ性を知りたい人のために、スクリーンショット(おもに設定関係)をあげておくね。

Binderの文書を長押しで表示されるインスペクターメニュー

 文書やフォルダの上で長押しするとインスペクター的なメニューが出る。

文書をスワイプでコンテキストメニュー的な挙動になる

 文書をスワイプするとコンテキストメニュー的なボタンが表示される。

Moreメニュー

 Moreメニューの内容。

共有メニュー

 共有メニュー。

コンパイルダイアログ

 コンパイルダイアログ。

プロジェクトの設定

 プロジェクト関連の設定画面。
 上はシノプシスの表示設定。
 下はBinderと脚本関係の設定へ飛ぶ。
 ここから手動で同期することもできる。
 Show App Settingsを押すと、「設定」→「Scrivener」からアクセスできるアプリの設定にジャンプできる。

Binderの設定

 Binderの設定。

脚本書き用の設定

 Scriptwriting(脚本書き用)の設定。
 自動補完の設定はここからおこなう。

Scrivenerの設定

 iOSの「設定」の下からアクセスできるScrivenerのアプリ設定。
 一番上がバージョン表示。
 その下にあるのが、エディタ設定、スペリングと置換設定、背景色の設定、同期と共有の設定。

エディタの設定

 エディタの設定。

Keyboard Row
編集補助用のボタン類の表示をトグル。
3rd Party Keyboard Support
ATOK等のサードパーティーのキーボードを有効にしたい場合はオンにする……のだと思う。(有効にしなくても使えたけど、使う場合はオンにしておいたほうがよさそう?)
Statistics
文字数/単語数のカウント表示設定。Words が単語数。Characters が文字数。
Default Zoom
デフォルトの画面拡大率。

スペリングと置換の設定

 スペリングと置換の設定。
 欧文ユーザーしかうれしくない設定。
 日本語ユーザーは全部オフにしても問題ないと思う。

背景色の設定

 背景色の設定。

同期と共有の設定

 同期と共有の設定。

Auto-Detect Changes
オンにすると(デフォルトでオンになっているはずだけど)、プロジェクト一覧画面でDropboxフォルダとの比較が自動的に行われ、更新があるプロジェクトにはそのことを示すアイコンが表示されるようになる。
Sync Projects on Close
プロジェクトを閉じたとき(プロジェクト一覧画面に戻ったとき)に自動で同期を行うかどうかを設定できる。選択肢は、「しない (Never)」「Wi-Fiのときだけ (Wi-Fi Only)」「いつでも (Always)」
Warn if No Wi-Fi
Wi-Fi以外の環境で同期を行うときに警告を表示する設定。選択肢は「いつも (Always)」「10MB以上のときだけ (Over 10MB)」「しない (Never)」
Convert Markdown
インポートしたテキストをMarkdown形式に変換するかどうかを決める設定。設定は「Markdown形式のみ (Markdown Files Only)」「すべてのテキストファイル (All Text Files)」「変換しない (No)」